感情の整理


嫌なことが起こると、それを処理しようとする
細かくして片づけたり
嚙み砕いて飲み込んだり
全部消し去ったりする
もちろん感覚的にね


それでも処理できないときは、小さい箱に詰めて
隅っこに追いやって目に見えないようにする


そうなるとちゃんと処理できていないから
たとえば謝罪を受けても、またその箱を開けることで
感情がよみがえって取り乱してしまう


こんなときどうしたらいいのかはわからない
ただ、なぜ処理できなかったのかを突き詰めて考えると
過去の虐待に行きついてしまう
そして思うのは、相手が悪かっただけでなく
乗り越えられなかった自分の問題でもあったのだということ


つまり、乗り越えない限りまた同じように傷ついて
同じように隠す箱が増えて
それを開ける度に生きたくないだの死にたいだのという考えに囚われ
破壊行動や自傷行為をして
自分の愚かさを目の当たりにするんだろう


どうにか、乗り越えていかないと
過去にあったことは、私は悪くなかった
それでも、生きていくには辛すぎる
このままではいけない